Shuアモンの谷中です。
9月も半ばになり季節の変わり目に差し掛かりつつありますが、夏から秋にかけては食事のバランスや生活習慣の偏りを起こしやすく体調管理が難しい季節です。
特に今年は夏風邪を拗らせてしまわれる方も例年に比べても増加傾向にあるようですので今の段階からしっかりとした免疫力を身につけておかなければなりませんね。
今回は夏から秋にかけての疲労の原因や、季節の変わり目に取り入れる事で疲労改善に繋がる食材もいくつかご紹介させていただきます。
〇季節の変わり目に起こりやすい体調不良の原因とは〇
- 朝晩と日中の気温差
昼は暑いのに朝晩は涼しいという寒暖差が自律神経に大きなストレスを与え、倦怠感や頭痛、風邪を引きやすくなります。 - 湿度の変動
夏の蒸し暑さから一転、秋は空気が乾燥してきます。体内の水分バランスが崩れ、喉や肌の不調が出やすくなります。 - 冷たいものの摂りすぎによる内臓疲労
夏に冷たい飲み物や食事を多く摂ったことで、胃腸が冷え、秋に消化力の低下やだるさとして現れやすいです。 - 夏の疲労の持ち越し
強い紫外線や冷房による自律神経の乱れ、発汗によるミネラル不足が蓄積し、秋口に不調が噴き出します。 - 日照時間の減少
秋は日照時間が短くなり、セロトニン(気分を安定させるホルモン)が減少するため、気分の落ち込みや睡眠リズムの乱れにつながります。
〇夏から秋の疲労回復におススメ♪秋の旬食材〇
1. 胃腸を整える食べもの
夏に冷たい飲み物や食事で弱った胃腸をケアすることが最優先です。
- さつまいも・里芋・かぼちゃ
消化を助け、体を内側から温める。食物繊維も豊富で腸内環境を整える。 - 米・おかゆ・雑炊
疲れた胃腸に優しく、エネルギー源にも。
2. 潤いを補う食べもの(乾燥対策)
秋は肺や喉が乾燥でダメージを受けやすいので、水分と潤いを補う食材を。
- 梨・ぶどう・りんご
体の熱をとりつつ潤いを補う果物。喉の渇きや咳の予防にも。 - 白きくらげ・れんこん
中医学では「潤肺食材」とされ、乾燥による咳や喉の痛みに効果的。
3. 疲労回復を助ける食べもの
夏の強い日差しや冷房で消耗した体力を回復。
- 豚肉・大豆製品(豆腐・納豆・味噌)
ビタミンB群が豊富で、疲労回復と代謝サポート。 - きのこ類(しいたけ・しめじ・舞茸)
免疫力を高め、ビタミンDも補える。
4. 血の巡りをよくする食べもの
季節の変化で血流が滞りやすく、冷えや肩こりの原因に。
- しょうが・ねぎ・にんにく
体を温め血流を促進。免疫力アップにも。 - 黒豆・ごま
血を補い、アンチエイジング効果も期待できる。
〇おススメのワンポイント食べ方工夫術〇
- 冷たいものから温かい料理へシフト
冷たい飲み物やアイスは控えめにして、スープや煮物、蒸し料理を取り入れる。 - 旬の食材を使う
季節の野菜や果物は、その時期の体に合った効能を持つ。 - 薬味をプラス
しょうが・大葉・みょうがなどで香りや温め効果を加える。
大事なポイントは「胃腸を整える」「潤いを補う」「疲労回復」 の3つ。
これを意識すると、夏バテを引きずらず、秋の乾燥にも負けないカラダ作りができます。
内臓を活性化させてしっかり免疫力を補っていきましょう!











