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ちょこっと解説!薬膳と経絡の繋がりとは?

Shuアモンの谷中です。

10月末までハロウィンキャンペーンが好評開催中ですが、今回は薬膳の効能を利用した自律神経を整えるためのヒーリングケアとしてご用意しております。

しかし、薬膳と経絡との関係性をご存知のない方も多くおられると思いますので少しこの場を借りてそれぞれの役割と関係性について簡単にご説明させていただきます。

 

◎経絡の役割とは?◎

 

経絡は、体内の「気」「血」「津液」(体液)などの生命エネルギーが流れる通路です。

経絡は、身体の内側と外側、または上部と下部を連結し、エネルギーのバランスを保つ役割を果たします。もし経絡が詰まったり、気血の流れが滞ったりすると、体の調子が乱れ、病気が生じると考えられます。そのため、経絡のバランスを取ることは、健康を維持し、病気を予防するために非常に重要です。

 

◎薬膳の役割とは?◎

 

一方、薬膳は、中医学の理論に基づいて作られた食事や料理のことを指します。薬膳の目的は、食材と薬効を持つ食物(薬草など)を組み合わせて、体質や季節に応じた健康維持や病気予防、治療をサポートすることです。食材には、温性・寒性・平性などの性質があり、それぞれの臓腑や経絡に影響を与えます。薬膳は、食材の持つ「温・熱・寒・涼」といった性質と、五味(酸・苦・甘・辛・塩)を活かして、身体の陰陽バランスを調整することを目的としています。

 

◎経絡と薬膳の相互作用とは◎

 

経絡と薬膳の関係性は、体内の気血の流れや陰陽バランスを整えるという共通の目標にあります。経絡は体のエネルギーの通路であり、そこを流れる気血を薬膳が補充・調整する役割を果たします。

 

例えば、ある経絡が滞っているとき、気血の流れが悪くなり、冷えや痛み、疲労感などの症状が現れます。この場合、薬膳で温性の食材を取り入れ、経絡の気の流れを活発にして滞りを解消することができます。また、特定の経絡に対応する臓器に不調がある場合、その臓器に良い影響を与える食材を薬膳に取り入れることで、経絡と臓腑の働きを改善することができます。

 

このように心身の不調の際にバランスの乱れを整えるため経絡と薬膳にはとても深いかかわりがあり良い相乗効果を感じていただけます。

秋の疲れに負けないようしっかり免疫力を高めるために是非ケアにお越しくださいね!

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