秋の疲れで眠れない夜に
〜ぐっすり眠るための簡単セルフケア〜
こんにちは、Shuアモンの山本です。
日中はまだ暑さが残るものの、朝晩はぐっと涼しくなる秋。
この時期、「疲れているのに眠れない」「夜になると頭が冴えてしまう」
そんなお悩みを感じる方が増えています。
秋は、東洋医学でいうと「肺」と「心(しん)」の働きが関わる季節。
乾燥や気温の変化、夏の疲れの残りなどが重なり、身体のバランスが乱れやすくなります。
その結果、心身がうまく“休息モード”に切り替わらず、寝つきが悪くなることがあるのです。
■ 秋に眠れなくなる理由
秋は、空気の乾燥とともに「肺」が弱りやすい時期。
肺は呼吸と深く関係し、気(エネルギー)を全身に巡らせる役割を担っています。
この肺の働きが低下すると、身体がうまく緩まず、
「息が浅くなる」「頭がスッキリしない」「寝つけない」などの症状が出やすくなります。
また、夏の間に冷たいものを多く摂っていたり、クーラーで身体が冷えていた人は、
血流が滞り、首や肩の緊張が取れにくくなっています。
その緊張が自律神経の乱れにつながり、脳が興奮して眠りを妨げてしまうのです。
つまり、秋に眠れないのは「心と身体が冷えて固まっている状態」。
温めて緩め、呼吸を深めることが、秋の快眠ケアのポイントです。
■ 耳のもみほぐしでリセット
耳には自律神経を整えるツボがたくさん集まっています。
両耳を軽くつまんで、全体をやさしくもみほぐしましょう。
特に「耳の付け根」を円を描くように刺激すると、首や肩のこりも和らぎます。
1〜2分行うだけで血流が良くなり、身体がぽかぽかと温まってくるはずです。
それが“リラックスモード”に切り替わったサインです。
■ 首の後ろを温めて血流アップ
秋の夜は、日中との気温差で首まわりが冷えやすいもの。
うなじ部分は“風の入口”と呼ばれ、ここが冷えると自律神経が乱れやすくなります。
蒸しタオルやカイロで3〜5分ほど温めるだけで血流が改善され、
頭の緊張がゆるみ、自然と眠気が訪れます。
お風呂上がりに行うと、さらに効果的です。
■ 深呼吸で「肺」を整える
秋は肺をいたわる呼吸ケアが何より大切。
寝る前に、4秒かけて鼻から息を吸い、8秒かけて口からゆっくり吐きましょう。
長く吐くことで副交感神経が働き、脳と心が穏やかに。
浅い呼吸が整うだけで、驚くほど寝つきが変わります。
■ 香りで心をゆるめる
香りは脳に直接届くリラックススイッチ。
ラベンダーやカモミールのアロマは、緊張をほぐして心を安定させます。
■ 温かい飲み物で内側からほぐす
冷たい飲み物は身体を冷やし、血流を悪くします。
寝る前は「なつめ茶」や「ほうじ茶」「カモミールティー」など、
カフェインの少ない温かい飲み物を少しだけ。
お腹を温めながら、心身をゆるめてくれます。
■ 眠れない夜は“休む”に切り替えて
「眠らなきゃ」と思うほど、脳は目を覚ましてしまいます。
そんな時は、思い切って“寝ようとしない”こと。
照明を落とし、静かな音楽を流しながら深呼吸をするだけでも脳は休息します。
“眠る”より“休む”を意識すると、自然と眠りが訪れます。
秋の眠れない夜は、身体が「そろそろ休ませて」と伝えているサイン。
耳・首・呼吸・香り・温かい飲み物で、
身体をゆるめて、心を静めてみてください。
Shuアモンでは、自律神経を整えるヘッドスパや経絡もご用意しております。
季節の変わり目の疲れが気になる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
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