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こんにちは!Shuアモンの谷中です!ご閲覧いただきありがとうございます!!

当店では看板メニューとなっている経絡(けいらく)マッサージですが、そもそも経絡ってどのようなものなのかについてお話していこうと思います。

皆さんが生活の中で身体の不調や変化を感じる時はどのような場合が多いでしょうか?

お仕事や家事、育児等の生活のストレスや肉体疲労からくるお疲れや、季節の変わり目に起こる気候変化からくるお疲れなど日々のお疲れは人それぞれ異なりますよね。

そういったお疲れにより身体のバランスが乱れてしまったときに体内では血の流れ、そして気の流れが乱れてしまっている状態であると東洋医学では考えられています。

経絡はそのように乱れてしまった血や気の流れを整え身体の体質から改善するという効果があるとされています。また、身体の皮膚表面から内臓に繋がる経絡の道を刺激することで弱った内臓機能を改善し生体機能のバランスを整える役割も担っているんです。

そんな経絡のルーツから経絡の視点から見るお疲れのとらえ方を少し掻い摘んでご説明させていただきますね!!

 

□経絡のルーツは東洋医学??身体の不調が現れるメカニズムとは?

東洋医学とは身体に備わっている本来の自然治癒力を引き出すことにより健康の維持や病気の改善を目的とする中国の伝統医療です。東洋医学の治療法のアプローチは様々で以前のブログにて少し取り上げた漢方薬や薬膳、鍼灸やマッサージなど多岐にわたります。経絡も東洋医学の考え方に基づき鍼灸や整体に取り入れられている考え方です。

経絡は身体の全身に張り巡らされている気や血の通り道のようなもので疲れが溜まると凝りが固まるように経絡の道も渋滞を起こしてしまいます。経絡は身体の疲れと表裏一体のように体調の変化の兆しをサインとして教えてくれるカルテのようなものであり、その変化を基に施術を行っていきます。

また、東洋医学の観点から診る健康の考え方として身体の中は絶えず変化しているのでその環境に応じてバランスを維持できる状態を健康と捉えられています。

経絡の考え方は人それぞれの持つ自然治癒力を最大限に生かすために身体の中で不調をきたしている部分の働きを向上させるサポートを行うことにあります。

 

□身体は陰陽のバランスが大事??知って納得のカラダのメカニズム!

皆さんは陰陽論という言葉をご存知ですか?東洋医学では『人間は自然の一部であり、人間の身体の中にも自然界と同じ構造が存在する』という考えがあり、その中でも陰陽のように例えば朝と夜、表と裏、温と冷のように対立した性質を持っている2つの要素に分ける事の出来るといった考え方を陰陽論と言います。

この陰陽のバランスは身体の状態の変化を語る上ではとても大切な事柄の一つでありこのバランスが崩れてしまうことで人の体調は大きく左右されると言われています。

☆陽の性質…外に向かう力、上昇、明るい、熱を産生する、乾燥etc…

☆陰の性質…内に集まる力、下降、暗い、冷却、湿潤etc…

 

一日の生活で例えるならば朝から日中にかけては陽、日の入りから夜にかけては陰とされており皆さん日中はお仕事や家事、学校など能動的に活動されている方が多いかと思います。夜は一日の疲れを取るためにリラックスしたり睡眠の時間として身体を落ち着かせるといったようなバランスは陰陽と置き換えられます。しかしこのバランスが崩れてしまったときはどうでしょうか?

 

★陽のバランスが過剰の場合…興奮状態が続く、目がさえて眠れない、火照った状態

★陰のバランスが過剰の場合…倦怠感、眠気を感じやすい、冷えやすい

 

このように陽のバランスが過剰になることを「陽証 ようしょう」と言い、陰のバランスが過剰になることを「陰証 いんしょう」と言います。昼夜逆転してしまったりなどバランスの乱れが生じると健康面でも支障が生じてしまいます。

普段何気なくしている行為のなかにも陰陽のバランスが関わっていて知っていくとなるほど!となる知識が豊富に東洋医学の考え方の中には詰まっています。

 

ここまで簡単に成り立ちの部分や経絡の骨組み部分をご説明しましたがいかがでしたか?

と言っても、まだ序の口くらいの説明なので何回かに分けて少しずつお話させていただきますね!

次回のブログでは経絡をご説明するうえでは大切な東洋医学の『気・血・水』という考え方についてまとめていこうと思いますので是非ご覧ください!

 

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