こんにちは!Shuアモンの谷中です!ご閲覧いただきありがとうございます!!
突然ですが皆さんは未病という言葉をご存知ですか??
熱はないけれど身体がだるい、少し動いただけで疲れやすい、手足の冷えが気になる等病気ではないものの身体の不調に見舞われるといった事をご経験されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?このような状態は未病と呼ばれており病院で検査してみても異常はないのに身体の倦怠感が続いてしまうといったような状態で生活習慣やストレスが原因となっている事も多くあるようです。
そんな未病で病院に行くほどのことではないけれど身体のだるさや倦怠感がある場合どういう対処をされますか?お薬で対処されるのも一つの方法ですが、今回の7回目のブログでは東洋医学由来の漢方(漢方薬)について少しご説明させていただければと思います。
漢方についてのあれこれや身体にとってどのような影響があるのかなど興味をもっていただければと思います!!
□お薬(西洋薬)と漢方薬の違いって??
病院などで処方される一般的なお薬(西洋薬)は化学合成された物で一つの成分から構成されており局所的な症状に効果を発揮するものを示します。それに対して漢方は自然界の鉱物や植物の中でも薬効の高い部分を抽出してできる生薬からできている物で数種類の成分を含んでいるため慢性的な症状や体質的な症状に効果を発揮するのが特徴です。
つまり先ほどの病気未満のような原因が特定しにくいちょっとした不調(未病)といった場合だと漢方が向く場合が多いようですね!
西洋医学ではその時の症状をみてお薬を決められますが、漢方では同じ症状を見る場合でもその方の体質や生活習慣を見たうえでオーダーメイドのようにその人に合った漢方を調合し処方されます。人間の体も自然の一部という考え方が漢方の基本であり、『病気ではなく病人をみるという考え方で心と身体の総合的なバランスを整えるというのが大きなポイントといえるかと思います。
□漢方の考え方から見る身体のメカニズムとは??
漢方の考え方はいくつかの物に分類されており、まず陰陽のバランスがあります。東洋医学では陰陽五行説というものがあり表裏の考え方が多く用いられます。例えば暖かいなど温熱的なものは陽、寒いなど寒冷的なものは陰といったようにこの陰陽のバランスが平均的に保たれた状態が好ましいと考えられています。
しかし、そのバランスが崩れてしまうことで体調の崩れに繋がり陽に傾けば熱が出てしまう、陰に傾けば冷えがでてしまうというわけです。どちらかに傾いたときに陽に傾けば陰の作用がある漢方を、陰に傾けば陽に作用する漢方を使用してバランスを整えるという考えがベースとしてあるんですね!
そして人の持つ基本的な体質や体調のデータのようなものを証(しょう)と言い体調が乱れたときに証に基づいて診断していくのですが、その証を知るために用いられるのが『気・血・水』のバランスを見るという方法があります。
気は身体の中の目に見えない生命エネルギーのようなもの、血は全身の細胞に栄養を届けるもの、水はリンパ液や唾液などの血液以外の体液で身体を潤してくれるものをいいます。
これらのバランスが陰陽のように偏ったり乱れてしまうことで体調の変化につながります。
さらに漢方では『五行』という考えも用いており、先ほどの気・血・水のように身体のバランスを知る目安として考えられています。
五行は自然界の木火土金水(もくかどごんすい)の5つのエレメントと呼ばれる物で物事の性質や季節を分類した考え方で経絡にも共通の考え方が用いられています。
この五行は人の持つ五臓に通ずる考え方でそれぞれに分類されているんです。
肝・心・脾・肺・腎というように分けられていて役割が異なります。
・木は肝、春に繋がりがあり栄養の貯蔵や神経のバランスの調整。
・心は火、夏に繋がりがあり温熱の向上、血液の生成・運行に関わる。
・土は脾、梅雨に繋がりがあり消化吸収、栄養バランスの調整。
・金は肺、秋に繋がりがあり呼吸や免疫機能の調整。
・水は腎、冬に繋がりがあり成長と老化との関連もあり、水分のろ過と吸収の機能がある。
このように五行の考え方はそれぞれに関わりがあり支えあったり抑制しあったりしてバランスを保っているんです。
西洋と東洋の考え方は少し異なった部分がありますがその時々の身体の具合によって健康を維持するためにうまく利用していくことが健康の秘訣かもしれませんね!!
漢方のお話は知っておくことで生活に役立つ知識が多く含まれているためご興味のある方はぜひこの機会に取り入れてみてください!!
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