Shuアモンの山本です。前回は浮腫み(むくみ)の原因についてご説明しましたが、今回はむくみのケアについて書いていきたいと思っています。
お客様の中にはご自分で体のむくみが見てもわからないとおっしゃる方もいらっしゃるのでむくみの見分け方もご説明していきたいと思います。
☆むくみのセルフチェックを実践してみましょう!☆
足のすねを指で5秒間押してみると普通は押してヘコんだ部分はすぐに元に戻るのですが
皮膚が10秒以上ヘコんだままの状態の場合、むくみがあると判定されます。
むくみの原因となっているのは体の水分なのですが体の中の水分や老廃物は重力で足元に落ちてきます。さらに天候(気圧)の影響もうけるため朝はむくみが軽減していますが、夕方から夜にかけてひどくなります。
◎ご自宅で実践!部分別むくみケア!!
○お顔のむくみ…
①顔がむくんでいると感じた時は冷水と温水で交互に洗顔をしてみましょう。
冷水と温水を繰り返すことで血管の収縮と拡張を促し、むくみを解消します。
②タオルを水で濡らし電子レンジで1分ほど加熱してホットタオルを作りましょう。
顔や目の上に乗せ温めて顔の血行を促進させることができます。
③すべりのよいクリームを顔全体と首、手につけてマッサージをします。顔の中心から外に向かって、手のひらでやさしく顔をさすりましょう。耳から鎖骨にむかい首のサイドをさするように流し鎖骨の上にあるくぼみを押さえます。鎖骨や首の周りはリンパ節がたくさんありますので、強く押すのではなくゆっくり優しく押さえるのがポイントです。
○体のむくみ…
足は心臓から遠い部分のため血流の流れが滞りやすく、また重力の影響も受けやすいためむくみやすい部位のため膝の曲げ伸ばしや足首をまわして凝り固まった筋肉や関節をストレッチしたり、つま先立ちになりかかとを上げ下げする事でふくらはぎの筋肉のポンプ作用を促すと足のむくみ解消に繋がります。
また、むくんだ部位を手でマッサージをして血液やリンパを流してあげるのも効果的なので心臓から遠い部分から近い部分に向けて流すようにして下さい。
例えば足のむくみを取る場合は、足先から太ももに向かって行います。足首やひざの裏、足の付け根など、関節まわりもむくみやすいので、しっかりマッサージしましょう。
ご自宅では寝ながら足を上げて壁にもたれるようにして宙にブラブラとしてあげると心臓の位置より高くなり足のむくみを上半身に流しやすくできるためおススメですよ!
湯船に浸かって体を温めることも水圧による血流促進によりむくみ解消の効果があります。湯船に浸かるのがベストですが、湯船にお湯をためる時間のない人は、シャワーの時に足元だけお湯をためて足湯にするなども効果あります。
◎むくみにくい身体づくりのための日常セルフケアをご紹介!!
・早足で歩く!
むくみを予防するには運動も欠かせませんが、しっかり身体を動かすのはなかなか難しいですよね…。そんな時に日常のちょっとした移動の時でも少し早足で歩いてみるのもふくらはぎの刺激になりむくみ予防に効果がありますよ!
・塩分を摂りすぎない!
塩分の摂りすぎはむくみや高血圧症などの引き金になるため要注意です!普段塩分を摂りすぎてしまっている場合は塩分の排出を助ける食材を摂ることも有効です。利尿作用があって塩分の排泄を助けるカリウムを多く含むウリ科の野菜を食べるのもいいそうですよ。すいか、きゅうり、冬瓜、あずき、バナナや柿などを取り入れてみましょう!
・アルコールの飲みすぎは控える!
お酒を飲みすぎてしまうと体の中でアルコールの濃度が高くなってしまい血管が広がることで体内の水分を処理しきれなくなってしまうためむくみやすくなってしまいます。
特に寝る前に飲んでしまうと寝ている間に水分が顔にも溜まりやすくなってしまうため翌日に顔がむくみやすくなってしまうのでお気を付け下さいね!!
また足のむくみには市販の加圧ソックスなどを利用するのも効果的ですが、締め付けのきつい衣服を長時間着続けるのは逆効果になってしまうのでゆったりとしたサイズの衣服を着用するように心がけましょう!
日頃のマッサージでセルフケア習慣を身につけるのももちろんおススメです!
ご自宅ですきま時間に竹踏みなどで足の裏を刺激してあげる事で下半身の血流や内臓機能の促進効果でむくみにくい体を維持しましょう!!
今回はむくみのセルフチェックや解消法をお伝えしましたがいかがでしたか?
毎日のお疲れを取りきるには努力が必要ですが、無理のないように少しずつ出来ることを取り入れて快適に毎日が過ごせるようにいつまでも健康で柔軟な体作りを頑張っていきましょう!!