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梅雨のお悩み水毒(すいどく)とは?

こんにちは、Shuアモンの谷中です。

今年は気候の変化が目まぐるしく変わりやすいため、例年と比べても疲労を溜め込みやすい方が多くいらっしゃいます。特に雨の多い季節特有の身体のむくみや倦怠感にお悩みの方が急増中です。

雨が多くなる季節に疲れが溜まりやすいのにはいくつか理由があります。

①大気のバランスが乱れる事による気圧の変化による疲れ

②湿度の高い環境によって起こりやすくなる身体の水分バランスの乱れによる疲れ

 

このような天候不良による気圧の変化や、長雨の影響による湿度の高い環境は内臓機能に負担をかけてしまうため身体の中に老廃物や余分な水分を溜め込みやすくしてしまいます。

また、水分を過剰に摂りすぎる事で引き起こす「水毒 すいどく」という言葉をご存知でしょうか?水毒は東洋医学の考え方で、身体の新陳代謝がうまく機能しなくなり身体の中に養分な水分が溜まってしまう事で心身に不調をきたしてしまう状態のことを指します。

 

◇水毒を引き起こしやすい環境チェック◇

・平熱が35℃と低めである

・水分を一気に摂りすぎる傾向がある

・喉が渇きやすい

・運動不足になってしまいがち

・お腹やお尻を触った時に冷たくなっているetc…

 

水毒は女性の方に多く見られる症状と言われていますが、湿度の高い今の時期には特に新陳代謝や胃腸に負担をかけやすくなるため水毒を引き起こしやすくなるそうです。

 

◇水毒の主な症状とは?◇

・頭痛やめまいなどの頭部の倦怠感

・頻尿や膀胱の炎症

・手足のむくみや関節の炎症

・胃腸の不快感etc…

 

水毒の症状は胃腸との関連が深く、冷たい飲み物や身体を冷やす食べ物を多く摂取してしまう事でも不調の原因となってしまいがちです。内臓機能や免疫力の低下といった不調に繋がるため水分の摂りすぎや身体の冷やしすぎには注意が必要です。

 

〇ライフスタイルの工夫で水毒症状を緩和するには??〇

・身体(下半身)のストレッチを心掛けましょう

下半身には重力の影響や心臓から遠い部分でもあるため血流が届きにくく冷えやむくみといった不調が見られます。さらに、梅雨の季節には低気圧や湿気など悪影響も受けやすいため足のストレッチや、ふくらはぎのマッサージなど下半身に刺激を与えてあげるとむくみ解消に効果的です。運動が苦手な方でもウォーキングなどで足を動かしていただくのもよいでしょう。また、マッサージでは足つぼもおススメです。足の裏は第二の心臓と言われるほど血液の循環に大きく関わっている部位ですのでお風呂上りなどにゆっくりマッサージしてあげると良いかと思います。マッサージの後は老廃物を循環する手助けをしてあげるために身体を温める白湯などコップ一杯ほどの水分補給を忘れず行ってください。

◎むくみ解消に効果のあるツボ◎

衝陽(しょうよう)

足の甲の人差し指と中指の骨の接合部分にあるツボです。ちょうど足の甲の真ん中付近にあります。

手の指やツボ押し棒などでゆっくり揉み解すように4~5回ほど刺激しましょう。

 

湧泉(ゆうせん)

足の裏の人差し指と中指の真ん中から手の指3本分ほどの部分にあるツボです。ちょうど足の裏の真ん中付近にあるツボで先ほどご紹介した衝陽の裏側付近です。

こちらもむくみ解消や身体の倦怠感などにも効果のある万能なツボなので是非マッサージしてみてくださいね。

 

・水分の摂りすぎに注意しましょう

湿度の高い時期には特に一気に水分を摂りすぎないように注意してください。一度にとりすぎるとむくみの原因になったり、胃腸の冷えにも繋がるため水分補給は少しずつがポイントです。また、食事の際にもむくみ予防に効果のある食べ物を摂取していただくのも効果的です。なるべく塩分は控えめにビタミンやミネラルの豊富な食事を心掛けましょう。

〇むくみ解消に効果的な食べ物一覧〇

バナナ、豚肉、小豆、かぼちゃ、豆腐(ビタミンB1やカリウムが豊富)

スイカ、きゅうり、冬瓜などのウリ科の野菜(利尿作用でむくみ解消に効果的)

※ウリ科の野菜は身体を冷やす作用もあるため摂りすぎには注意してください!

 

ジメジメとした梅雨の時期を健康的に乗り切るため季節に合ったライフスタイルで健やかに過ごしていきましょう!

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