こんにちは、Shuアモンの谷中です。
七月になりましたが、まだジメジメした疲労の感じやすい気候が続いていますね。
夏が近づくにつれて外の気温が上がってくるのと同時に室内では冷房を入れ始めている方も多いのではないかと思います。
このような外と室内との寒暖差は血行不良や新陳代謝を妨げる疲労を溜め込みやすくなり夏バテの大きな要因となっています。
また、生活習慣や食事のバランスが乱れやすい方ほど夏バテのような疲労を感じやすくなってしまう傾向にあります。
そんな夏バテに負けないカラダ作りをするためにまずは夏バテを引き起こしやすくなってしまう生活習慣をチェックしていきましょう。
◇夏に注意しておきたい生活習慣チェック表◇
・食事はあっさりしたもので済ましてしまう
・冷たい食べ物や飲み物をよく摂取している
・あまり身体を動かさない事が多い
・冷房の効いている部屋で一日を過ごしている
・汗を掻きたくないので水分を多くとらない
・入浴はシャワーのみで湯船に浸からない
・移動手段は車が多い
・普段あまり汗を掻かない etc…
皆さんはいくつくらいチェック項目に当てはまりましたか??
4個以上当てはまっている方は夏バテしやすい習慣に陥っている可能性があるため今からでも見直しをしておくべきかも知れません。
これらの項目は暑い季節には誰もがしてしまいがちな生活習慣です。
過ごしにくいと感じる季節には身体が倦怠感を感じやすくなる習慣を繰り返しがちになることによって季節ごとに疲れを持ち越してしまって負の循環が生まれてしまいがちになってしまいます。
夏の体質改善で大切なことは適度な運動と食事のバランスが重要です。
暑い夏には身体を動かす事を控える方も多いかもしれませんが、夏は身体のエネルギーをあまり消耗しないことをご存知でしょうか?
冬は外気温が寒いため身体が冷えないようにエネルギーを使って体温を調節します。
しかし、夏は外気温が高いため身体の中でのエネルギーがあまり消耗することがないため運動不足になってしまう事で新陳代謝が落ちやすく夏バテの原因になってしまう場合が多くみられます。そのため、夏にしっかり汗を掻けるほどの適度な運動を取り入れていただくのも夏バテ予防に効果的です。
食事についても夏には身体を冷やしやすい食べ物や飲み物を多くとりがちになってしまう事で胃腸の働きに不調をきたしやすくなり全身の冷えに繋がりやすくなってしまいます。
そんな夏バテを予防するのに効果的な栄養素と食材についてご紹介いたします。
・ビタミン…夏の暑い時期に汗を掻くことにより失われがちなものが水分やビタミン、ミネラルと言われています。特にビタミンB1は疲労回復には欠かせない栄養素で、糖質を体内でエネルギーに変換したり疲労物質を分解する働きがあります。しかし、食事からしっかり取り入れないと汗を掻くことにより排出され不足しがちになってしまいます。
・ミネラル…カリウムやマグネシウムなどが代表的ですが、これらのミネラル類は体温調節や体内の細胞の働きを促したりといった効果があります。こちらも発汗や、寒暖差によるストレスによって失われがちになってしまいます。
・タンパク質…身体のエネルギー源や健康維持には欠かせない栄養素の一つであるタンパク質はあらゆる細胞の栄養分であり代謝機能の調節などの働きを担っています。毎日細目に摂取しておくべき栄養素ではありますが食欲不振などが起きやすい夏に不足しがちな栄養でもあるため意識的に取り入れておかなければいけません。
旬を迎える野菜の多くには不足しがちなビタミン、ミネラルが多く含まれており特に夏野菜には身体の余分な熱をクールダウンさせてくれる効果もあります。
◇不足しがちな栄養を補うお勧めの夏野菜…
トマト・きゅうり・ナス・ゴーヤ・ピーマン等
ビタミンカラーと言われるくらい色鮮やかな食材が多い夏野菜ですがその栄養価も非常に高いことで知られています。例えばトマトには抗酸化作用のあるビタミンAやCが多く含まれており夏の紫外線やストレスから身体を守ってくれる効果が期待できます。
きゅうりには不足しがちな水分やミネラル分が豊富で酢の物などで食べる事で効率よく栄養分を摂取できます。
ナスは皮ごと食べるのがおススメです。ナスの皮に含まれる成分であるナスニンには過剰に発生した活性酸素(身体の老化や生活習慣病の要因)を抑制したり、眼精疲労を和らげる効果も期待できます。
不足しがちなタンパク質を補うのには豚肉や大豆製品がおススメです。豚肉にはタンパク質の他にビタミンB群も含まれているため夏バテ対策には優秀な食材です。大豆には必須アミノ酸が多く含まれているタンパク質が多く含まれているため疲労回復も期待できるほか熱中症対策にも効果的と言われています。
夏バテを防止するために毎日の生活習慣に一工夫してみてはいかがでしょうか?
健康的に暑い夏を乗り切っていきましょうね♪