こんにちは、shuアモンの谷中です。
春先には身体の倦怠感を伴う様々なお疲れ(肩凝り、腰痛、めまい、睡眠の質の低下etc)を感じられる方が多くみられます。このようなお疲れは春バテと言われており気温の寒暖差や生活環境の変化による自律神経の乱れが要因とされています。
春バテの症状は睡眠の質にも大きく影響しており睡眠が浅い状態が続いてしまう事で1日の疲労が寝てもしっかり取れにくくなってしまうため、翌日に疲労を持ち越してしまうといった悪循環にも繋がってしまいます。
このような春バテ症状を少しでも緩和するために普段の生活の中で心掛けるべき点を少しご紹介いたします。
○良質な睡眠環境を整える
睡眠は疲労回復にはとても重要なポイントです。睡眠前に白湯を一口飲んで温めてあげる事や軽いストレッチを取り入れて身体をリラックスさせることも効果的です。
ストレッチをされる場合はあまり激しい動きのものは控え、背伸びをするくらいのゆっくりした呼吸でできる動きのストレッチを心掛けましょう。
また、お休みの日に寝だめはしないようにしましょう。寝だめは体内のリズムが乱れてしまう事で自律神経の疲労にも繋がってしまうので要注意です。
毎日の睡眠リズムを改善し朝日の光を浴びる事で自律神経を整える効果が期待できます。
○入浴で心身をリラックスさせる
身体の冷えは自律神経の乱れる原因の一つと考えられているため、入浴をして身体を温めてあげる事も自律神経を整えるには効果的とされています。
40℃前後のお湯にゆっくり浸かってじんわりと汗を掻けるくらいを目安にしましょう。
ぬるま湯にゆっくり浸かることで身体をリラックスさせる副交感神経の働きを活性化させる効果や、血行を促進させる効果もあるため冷え予防、むくみ解消、美肌効果、疲労回復効果などにもつながります。
また、入浴剤やアロマを活用して効能やお好みの香りを変えて気分をリラックスしてあげるのもよいでしょう。
入浴剤には種類によってそれぞれ効能があるため比較してご自身に合ったタイプの入浴剤をお試しになってください。
◇気になるお疲れに合わせてリラックス♪タイプ別入浴剤◇
・冷えが気になる方なら保温効果に優れた『無機塩類系』
無機塩類系の入浴剤は保温効果が高いとされており、粉末状のものが多くミネラルが主成分として含まれています。肌にミネラルが浸透し血行改善に効果的に作用するためお風呂上りに湯冷めしやすい方や、冷えにお困りの方にお勧めです。
・肌の乾燥が気になる方なら保湿効果に優れた『スキンケア系』
スキンケア系の入浴剤は無機塩類系の入浴剤に保湿成分を含ませたもので、ホホバオイルやセラミドなどの成分が使用されています。湯上がりの乾燥が気になる方にお勧めです。
・肉体疲労が気になる方なら『炭酸ガス系、薬用植物系』
炭酸ガス系の入浴剤はお湯にシュワシュワと泡立つもので、お湯に溶けた炭酸ガスで血行促進につながるため疲労の緩和に効果的といわれています。
薬用植物系の入浴剤は漢方薬などに使用される生薬が含まれており保温効果や植物の香りでリラックス効果も期待できます。
○毎日の食事で腸内環境を整える
春は身体の抵抗力が落ちやすい時期とも言われており身体の中に老廃物を溜め込みやすくなることから、疲労やストレス、胃腸の働きもうまく機能しにくくなる季節です。
そんな疲れやすい季節には食事のバランスを整えてみるのも効果的です。
春の旬な食材には今の季節に不足しがちな栄養素が多く含まれており様々なメリットがあるため積極的に取り入れてみると良いかと思います。
◇春に取り入れたい旬な食材◇
春キャベツ、新タマネギ、菜の花、にら、あさり、鰆(さわら)etc
◇春の食材の主な効能◇
・身体の中に溜まった老廃物をデトックスしてくれる作用
・イライラを抑え自律神経を穏やかに整える作用
・花粉などのアレルギーの症状を抑制してくれる作用
季節の変わり目には疲れを溜めこみやすくなってしまいがちですが、ご自宅でのセルフケアも毎日の健康維持にはとても大切です。毎日少しずつできるところから取り入れてみていただければと思います。